クロドロン酸内包リポソーム

クロドロン酸内包リポソーム Liposomal clodronate

本製品の目的

 近年、癌、動脈硬化、糖尿病など、いくつかの疾患と、マクロファージとの関連が、数多く報告されるようになりました。このような、疾患とマクロファージの関係を調ベる上で、「もしマクロファージがいなかったら、どうなるか?」という実験を行うことが必要になります。本製品は、そのような場合に、培養系、あるいは、生体内のマクロファージを効率よく枯渇させることができる試薬です。

本製品の特徴

本製品は、ビスフォスフォネートの一種であるクロドロン酸を、リポソームに内包した試薬です。
クロドロン酸は拮抗阻害剤として、ATPの代謝を阻害し、細胞を障害します。
ただし、クロドロン酸単独では、血中滞留性や細胞膜透過性の低さから、マクロファージの枯渇活性はあまり高くありません。
リポソーム化によって、血中滞留性や細胞膜透過性が向上し、さらに、リポソーム化によって見かけのサイズが大きくなることで、マクロファージによる認識性も高くなります。

 

本製品の使用例

<実験概要>
200μLの本製品を正常マウス腹腔内に投与し、投与24時間後に肝臓および牌臓を摘出して、リアルタイムPCRおよび組織染色を行いました。

 

<結果>
― リアルタイムPCR ―

 

― 組織免疫染色 ―